放浪の旅でつかんだ
成功へのコーチング

合同会社サクリエブ

俳優業の傍ら、教育ビジネスを手がけて事業を拡大しながら全てを捨てて世界を放浪するという異色の経歴を持つサクリエブの入山彰介代表。旅の中で「在り方を変えれば、人生は自由。自分を過小評価しない」という成功のコツをつかみ、認知工学など最新の知見と組み合わせたコーチングを目指している。

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俳優から教育ビジネスへ

入山代表は、経営者をはじめ幅広い層に、真のリーダーとして在るための心の運用法と操作法を教え、経営コンサルティングと、行動や思考などのマインドを書き換えるコーチングを軸に事業を展開している。「ものすごく低い次元のところから一つずつ積み上げていったら、ちゃんとコンテンツの強さで評価され、成果が出るところまで達成できた」と語る。

入山代表の風変わりな経歴に魅力を感じて受講する人も多いという。中学生のころから強制される学業に嫌気がさし、高校ではドロップアウト寸前で、卒業後は美容専門学校で美容師免許を取得した後、すぐに俳優業に転身。漠然と成功したいという気持ちは持っていたものの、どうすればいいのか分からなかった。師匠からの「芸事でしか金銭を得るな」という教えで、俳優1年目の収入は5000円で、経済的にも肉体的にも危機的状況に陥り、手当たり次第に副業に手を出したが全て赤字に終わってしまう。

芝居で暮らせるようになるまでに3年かかったが、自分の人間性と能力の低さを痛感して、これまで受動的だったものを能動的に生かそうと決意した。芝居教室をスタートさせ、ここから教育ビジネスに興味を持ち、俳優業を減らしながら事業を拡大していく中で、コーチング業にたどり着いた。入山代表は「当時かなり勉強をして、正しい知識を持ちそれを体得する。そこに人生を変えるチャンスがたくさん埋まっている」と感じたという。その経験が、今の入山代表の活動指針になっている。

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在り方を変えれば、人生は自由

教育ビジネスの事業を成功させた入山代表だが、「時代を切り開いてきた先駆者の方々が、今の自分に乗り移ったらここで油断しないだろう。過去、ピンチをチャンスに変えた方々の思想を自分にインストールしたら、何をするだろうと考えた」と海外放浪の旅を決意。自身の進化とお客様の提供のためにリスクを追ってチャレンジした。旅の中で「在り方を変えれば、人生は自由。自分を過小評価しないことが重要」だと気付いた。
「放浪に出ると伝えたとき、周りからすごく心配されたのですが、それは『あなたには無理だ』という過小評価だった。だから『おれならできる』ということを示したくてトライしました。毎日が修行のような旅でしたが、受け取り方やかみくだき方によって、いくらでもエネルギーに変えられることを何度も体感しました」と振り返る。

その経験を経てコーチングのスキルを磨いた。「俳優業に転身した当時、初めてコーチングを知り、正直耳障りのいいことを言ってるな、と半信半疑だった。仮にそうだったとしても、ちゃんと信じて心から受け取ってみたら変わるかもしれないと考えみたら、人生が好転しました」と、放浪の旅で得た知見を生かしたコーチング業に注力するようになった。現在は「シン・コーチングプロジェクト」という新たなプロジェクトを準備中だ。「コーチングの創始者のレガシーと認知工学を中心とした最新の知見を統合して世に出していくことが自分の役割だと思っています。お金だけでなく人生全般に役立つ、本当のコーチングの受け取り手を増やしたい」と語る。

放浪中、海外で日本人の置き土産的なバトンを受け取ることも多かったという入山代表は「世界を豊かにする起点が日本であれば、日本の評価も変わっていくはず。そのためにも自分のコーチングで、これからを担う人たちにより実践的な在り方を伝えたい。自分が受け取ったように未来の子供たちにチャンスとリスペクトのバトンを渡したい」と夢を語る。

挑戦の中から得た心の運用法と操作法を体系化し、整理して、認知を広げていきたいという入山代表。「知る人ぞ知る存在」から幅広く多くの人に受け取ってもらうため、入山代表の挑戦は続く。

合同会社サクリエブ代表

入山彰介

1988年、愛知県出身。美容専門学校卒業後、俳優業に転身。並行して10以上の副業に挑戦しながら芝居教室を始め、教育ビジネスを拡大。2018年から世界を放浪の旅に出て、一度も帰国せず世界3周を達成。2021年、合同会社サクリエブを設立。

https://shin-coaching.jp/