独自のコーチングで
世界に通用する才能

MCA達成&成功コーチング

異文化の中で学んだ体験から、「心の平和」をキーワードにした独自のコーチングを考案したMCA達成&成功コーチングの福田美智江代表。世界に通用する才能の育成を目指す福田代表が描く未来とは――。

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「心の平和」をキーワードに活動を

日系3世としてブラジルで生まれた福田代表は、幼少期から10代の多感な時期を言語や文化の違う環境で過ごした。
「小学校はブラジルでポルトガル語、中学・高校は香港で日本語とイギリス英語と、さまざまな文化、言語の違いをかみしめながら育ってきました。どの社会でも、周囲になじむという気持ちと同じくらい、そこで優れていることが自分の存在を確固たるものにしてくれると信じていました。それは常に自分との戦いで、『心の平和』がありませんでした。『心の平和』があれば、もっと楽に自分の才能を出すことができたのでは、と思いました」と振り返る。

その経験から、福田代表は「自分に自信を持ちながら周囲とうまくコミュニケーションを取り、自分の才能を開花させて、いきいきと過ごす人を増やす」ことを使命に活動を始めた。英会話教室の講師を長年続け、心理学などを組み合わせた独自のコーチング法「傾愛力 英会話コーチング」を確立した。

「英語を学習するだけでなく、その学び方を工夫することで自分なりに深い学びができる。そこにアプローチしたかった。『心の平和』を突き詰めていくと、その人らしく才能を開花させることができる。自分の才能が出てくる学び方の環境を整え、一人一人の才能にフォーカスできることが、英会話コーチングの特徴です」と話す。

現在、小学~高校生向けと大学生・社会人、留学予定者向けの二つのクラスを展開する。福田代表はレッスンの内容を「それぞれが目指す1年後のゴールを決め、1週間では何が必要なのか。それを英会話で行っていきます。細かい部分は日本語になることもありますが、センテンスが増えていくことで英語力が高まっていきます」と説明する

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才能を開花させて信頼関係を広げる「傾愛力」

福田代表は、世界に通用する才能を育てる「傾愛力コーチング」の講座にも注力する。「言語や文化が違っても、根本にあるのは『愛』だと思います。自分を認めて自分の価値を信じる『心の平和』があれば、才能を開花させることができる。それを広めることで周りの人が幸せになっていくはず」と説く。

福田代表は「傾愛力で大事なことは『視座を高めること』」だと話す。「それまでの自分の価値観や観点から抜け出すということで、例えば、100点満点の50点を『よかった』と思う人もいれば『悔しい』と泣く人もいる。それが自分の価値観、アイデンティティーです。その価値観が誰かの押し付けだったりすることもあるでしょう。そこから抜け出すこと、自分を認めることが『心の平和』がある状態だと考えています。私のセッションは、それにまず気付いてもらうことから始まります。それを突き詰めていくと『心の平和』が見つかる」と語る。

今後は、コーチングを提供、指導するだけでなく、その普及にも力を入れたいといい、2025年の大阪・関西万博では共創チャレンジプロジェクトに参加し、「傾愛力」のプログラムと地域との連携も考えている。さらに地域の活性化、地球をより感じるプログラムも実践していきたいという福田代表。「心の平和」をキーワードにした独自のコーチングを広げていくだろう。

MCA達成&成功コーチング代表

福田美智江

ブラジル出身。小学校でポルトガル語の教育を受け、中高は香港で日本語教育と英語教育を受ける。慶應義塾大学卒業後、仏パリバ銀行に勤務。15年間の英会話教室運営を経て、2012年、MCA達成&成功コーチングを設立。世界に通用する才能を育てる「傾愛力 英会話コーチング」教室を主宰。

https://www.mca-coach.com/