正しいピルの知識で
女性の人生を変える

医療法人社団ケイクリニック

低用量ピル処方数で知られるケイ・レディースクリニック新宿。20年近くに渡り、女性特有の悩みに答えてきた川越信隆理事長は「本来であれば全ての女性が低用量ピルを服用しなくてはならないのです」と、その正しい知識とメリットを広めたいと語る。

01

24時間365日相談に対応

 ケイ・レディースクリニック新宿は、婦人科・美容皮膚科の専門クリニックとして、生理痛や生理不順などの女性特有のトラブルや、肌荒れ、ニキビなどの悩みをサポートしており、中でも、低用量ピルの相談が多く、処方数は月に約1万件だという。「人間どんなことも、自分がよかれと思うことと相手のニーズが必ずしも一致するわけではないですよね。病院も同じです。患者さんのニーズをちゃんと考えて汲み取ってきたからこそ、多くの皆さんに支持をいただいているんだと思います」と語る。

同院ではコロナ禍前の2016年から、対面診察に加え、オンライン診察を導入している。低用量ピルの処方をオンラインで行うのは当時、全国でも異例の試みだったという。多忙で通院が負担になったり、定期的な服用をあきらめたりする人が多いため、待ち時間や通院時間の負担を減らせるオンライン診察でピルの服用をサポートしてきた。また、開業当初からメールでの相談に対応しており、ピルに関することに限らず、婦人科や皮膚科領域で困ったこと、気になることがあれば、24時間365日相談でき、全てに川越理事長が直接返信している。「地味なことかもしれませんが、安心感につながっているのかなと思います。この症状は病院に行った方がいいのか、などと迷ったときに医師と直接相談できるので、便利で確実だと思います。ネットで調べても、それが正解なのかどうかは結局分からないですからね。通院中の方はもちろん、初診の方、誰でも相談してください」と呼び掛ける。

また、対面でも、オンラインでも診察時には詳しい説明書をプリントして渡しているのも特徴の一つだ。「口頭で説明をしても、全部は覚えていられないと思うんです。大事なポイントを記載した説明書をお渡しし、ご自身でそれを再度確認して、分からないことがあればメールでさらに相談可能です。当院には、受診者の満足度につながる細かな工夫がたくさんあります。それも皆さんに支持されている理由かもしれません」と語る。

02

全ての女性に低用量ピルを

同院では月に約1万件、低用量ピルを処方している。他のクリニックでは月平均が20~30件といわれる中で驚異的な数だ。川越理事長は「低用量ピルは全ての女性が服用すべきものなのです」と述べる。「知識不足のドクターに間違った指導をされて、途中で止めてしまう人も多いですが、実に気の毒だなと感じます。副作用のリスクを恐れる方の気持ちも理解できます。ただし、ピルの種類によって、副作用の発現率は大きく異なります。実際に、当院が処方したピルによる副作用によって死亡した方は1人もいません。一方、交通事故で死ぬ確率は1万人に1人と言われています。これは何を意味するかというと、ピルを服用して死ぬよりも、通院時に交通事故で死ぬ確率の方が高いのです」と力説する。

月経トラブルや避妊などの対応のために服用することが多い低用量ピルだが、ピルの種類によっては卵巣がんや子宮体がんなどの発症リスクが減少する効果も報告されているといい、さらにニキビや肌荒れの改善にもつながるという。「ニキビは皮脂を減らせば治るもの。皮脂量はホルモンによってコントロールされていますので、女性に限りますが、ホルモン量を調整できる低用量ピルを服用すればニキビが治っていく。逆に肌荒れを悪化させてしまうピルもありますが、当院ではニキビ治療に最適なピルを処方しています」と話す。

川越理事長は「誤解は知識不足が原因なのです」といい、「当院のGoogleクチコミをご覧いただければ分かると思うのですが、非常に多くの方から感謝の気持ちをいただいています。ピルといっても種類はさまざまです。分かりやすく言えば、ピルには副作用の非常に多い製品と、副作用が比較的少ない製品があります。両者とも“ピル”と呼ばれていることが誤解を招くのです。」と語る。

他院に先駆け、いち早くオンライン診察を導入したり、1日数十通届くというメール相談に全て回答したりと、患者のニーズに応えてきた川越理事長。低用量ピルの啓蒙活動に尽力することで、今後も女性のポジティブなライフスタイルをサポートしていく。

医療法人社団ケイクリニック理事長

川越信隆

1976年、東京都出身。日本医科大学卒業後、慶応義塾大学病院や医療法人財団荻窪病院などの勤務を経て新宿センタービルにケイ・レディースクリニック新宿を開設。

https://www.klcs.jp/